ここではFoundryVirtualTabletop(以下FVTT)のプレイヤー向けの基本操作について説明します。
といっても基本操作はFVTTの部屋(ワールド)内にある”ゲーム設定”の”操作リファレンス”に書いています。そちらを読んでください。
ここではプレイヤー向けの便利な操作について抜粋して紹介しています。
- 駒の操作
マップ上に配置された駒の操作は、画面左側の”基本操作”の”トークン選択”を使わなければできません。配置されている駒の移動やキャラシートを開きたい時に操作できない場合はトークン選択になっていないか、操作しようとしている駒の権限を与えられていない状態です。
トークン選択はまとめて行えるため、まとめて選択している状態だとまとめて移動が出来たり、まとめてイニシアチブ表に参加させる事ができます。
- 駒の移動
マップ上に配置された駒の移動方法は3種類あります。
1つ目は駒をマウスの左クリックでドラッグ&ドロップでするという方法です(壁がある場合、プレイヤーの権限では壁を貫通する移動はできません)
2つ目は駒を選択しながらキーボードの十字キーを押すという方法です。斜め移動も可能です。
3つ目は移動させたい駒を、Ctrlキーを押しながら左クリックのマウスドラッグを行い、移動場所が決まったらSpaceキーで移動させるというものです。この方法は移動距離を表示させつつ、左クリックで通過地点を決定する事ができます。
- テンプレート操作について
画面左側メニューの”テンプレート操作”を使うと、他プレイヤーやGMにも見せる事が出来る定規を配置できます。
配置した定規の起点部分を右ダブルクリックすると、配置した定規の設定を変更する事ができます(定規の大きさや色など)
配置した定規の向きを変えたい場合は、定規の起点部分にマウスカーソルを乗せながらCtrl+マウスカーソルで変更できます。
呪文などで設定された定規を配置する時はマウスカーソルだけで向きを変更できます。
- 地点メモの表示
プレイヤーでも閲覧権限が与えられているマップ上に配置された資料は”地点メモ”として表示されますが、左側メニューの”地点メモ操作”の”地点メモ表示切替”にチェックを入れておかないと、基本操作時などに表示されなくなります。
- 設定の変更:日本語化
各種設定は基本的にGM権限がないと変更できませんが、参加者の個別設定に関してはプレイヤー側でも変更できます。
設定の変更は画面右上の”ゲーム設定(Game Settings)”の”コンフィグ設定(Configure Settings)”で変更できます。
言語が日本語になっていない時は、”Game Settings”の”Configure Settings”の”Language Preference”を”日本語”に変えてください(GMが日本語化MODを入れていないor存在しない場合は変更できません)
- 設定の変更:動作が重い時
動作が重い時は”ゲーム設定”の”コンフィグ設定”の”コア設定”で”最大FPS”を下げたり、”ソフトシャドウの有効化”や”トークンの視覚照明アニメーション”や”光源アニメーション”のチェックを外しておくと少しは軽くなります。
それでも改善しない場合は回線やパソコンスペックなどを確認してください。
セッション画面に表示されているのが巨大なマップで、ウォール設定や光源設定が相当な数がある場合は環境次第では重くなりやすいです。GM側はプレイヤーの環境次第ではコンパクトなマップ作りを心がけましょう。
- チャット欄のアイテムカードをたたむ
チャット欄に表示されるアイテムカードがわずらわしい場合は、”ゲーム設定”の”コンフィグ設定”の”システム設定”にある”チャットのアイテムカードをたたむ”にチェックを入れておくと、たたんだ状態で表示されるようになります。
たたまれたアイテムカードをクリックすると開いた状態で表示できます。
- Ctrl+Zで戻る
大抵の操作はCtrl+Zで戻すことができます。