※注意:こちらの方法は非公式であり FVTT公式としての見解は『技術的な観点から現在はiOS環境に対してサポートしていない。』です。(注釈1)
そのため、FVTTが正常な動作をしない恐れがあります。
モバイル用として、本来の準備とは異なる専用の考慮と1からの準備を要するので、GM等の対応が厳しい場合は控えてください。
これを踏まえた上でどうしてもiOS上でアクセスする場合は以下の方法が存在しています。
要となるのは最新のWebkit WebGL2.0を用意することと、それを有効化することと思われます。
動作が確認できているiPad/iPhoneのOSバージョン
14.5.0 以上( 14.5.0 と 14.5.1 と 14.6.0 では動作確認済み)
注意:アクセスしようとしているFoundry VTTのバージョンによっては端末のバージョン不足となる場合もあるかもしれません。
1. iPadの設定アイコンを開く
2. 設定アイコンからSafariメニューを開く
3. Safariメニューから詳細を開く
4. 詳細からExperimental Featuresを開く
5. WebGL 2.0をOnにする
注意:iPad/iPhoneでは今のところ他のブラウザのWebGL 2.0を有効化する手立てが見つかっていません。
Bluetoothマウス
マウスがあると画面を誤操作せずに操作性が向上します
PEBBLE M350|LOGICOOL というマウスならWindows, Mac, Linux ,iOSと対応するOSの種類が多いので、汎用性が高くおすすめです
Bluetoothキーボード
チャットなどの文字入力が必要な場合、キーボード無しだと文字入力スペースに画面を占有されてしまうのでこちらも有用です(おすすめは無いのでお好きな物を)
PLとしてログイン後にマクロバーによく使うロール/判定を登録しておく
注意:他の端末(例えばAndroid)であればSafari以外が推奨ですが、iPad/iPhoneではSafariでのみ扱えます。
動作が確認できているFoundy VTTのバージョン
0.7.9 (その他は未確認)
推奨するModule:
BubbleRolls | ロール/判定の結果がマップ上に配置されたPCアイコンの吹き出しに表示される |
E-Z Roller | チャットを開かなくても判定時に操作が必要なメッセージがポップアップウインドウで表示される |
Hey,listen! - Chat Notifications | チャットを開かなくても画面の端に数秒で消えるメッセージが表示される(不要な場合は個別設定で行数を0に) |
Minimal UI | 各種ツールアイコンが折り畳まれて、Foundy VTTの弱点である画面占有率が少なくなる(注意:マウスが無い場合は操作に難あり) |
TouchVTT | タッチ操作を可能にする |
上記のModule等、Androidを想定としたFVTTのModuleがいくつか存在しています。
これらのModuleを使うことでiOSでもFVTTの操作がある程度楽になるかと思われます。
この場を借りて、実験にご協力頂いた皆様に御礼を申し上げます。
(注釈1) FVTT公式のQ&A参照(英語)